このフード・レポートの内容は:

 

VOLUME 4
第11号


2013年11月 1日

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Hello Everyone,

Noon Internationalが1年の中でも特に好きなシーズンの1つ、ハロウィンがやってきました!この時期になると、スタッフもその子どもや孫たちもハロウィン一色になり、スタッフは仮装して出社することにしています。そんなみんなの写真を掲載したので、ぜひご覧ください!

11月、そしてクリスマスシーズンを迎えるにあたり、10月はとても忙しい月になりました。チャドとスティーブは、ドイツのケルンで開催された国際食品見本市「アヌーガ(Anuga)」を訪れ、オーガニック、定番なものを含め、世界各国のさまざまな野菜、果物、飲料、乾物といった数多くの新しい食品に関する情報を持ち帰りました。食品全般、冷凍製品、缶詰、乾物についてご入用がありましたら、Noon Internationalまでご連絡ください。きっと、お役に立てるはずです!

アヌーガにおいて入手した最新動向に関する情報をまとめたものを以下のリンクからご覧いただけます。

Anuga 2013 Trend Report

米国では、収穫の大半が完了しました。北西部ではエンドウマメ、トウモロコシ、ニンジンなど、弊社で取り扱っている食品の多くにとって、厳しいシーズンとなりました。天候不良のために収穫量も減少しています。特にトウモロコシについては、9月にオレゴン州とワシントン州を襲った暴風雨の影響で、畑が被害を受けて収穫量が減り、多くの加工業者が深刻な状態に陥っています。これについては、以下のクロップニュースのセクションで詳しくお伝えします。在庫状況は逼迫しており、価格は上昇傾向にあります。最近、穀物用トウモロコシの価格が下がっており、来シーズンのスイートコーンの生産者価格も下がると言われていますが、これは来シーズンの冷凍、缶詰のトウモロコシの価格を極力、緩和するためのようです。

最後に、ワールドシリーズを制覇したレッドソックスのファンの皆さま、おめでとうございます!生粋のニューヨーカーである私が、今どんな気分かをお察しいただければと思いますが、エネルギーに満ちた歴史ある美しいボストンの街は大好きです。ボストンを訪れるときは、いつも楽しませてもらっています。また行く機会があれば、レッドソックスの試合を見に行こうと思います!

それでは、記事をお楽しみください。

Betty and the Noon International Team



CropVeggiesアメリカ合衆国: 米国のトウモロコシのシーズンは終了しました。収穫量はほとんどのサプライヤで期待を下回りました。今シーズンは天候がさまざまに変動し、加工業者が生産を開始したり停止したりするなどして、生産量を減らしました。シーズン前半の収穫は良好でしたが、シーズンの終わりに向かうにつれ徐々に先細りしました。トウモロコシの平均的な収穫量は1エーカーあたり約12~13トンとされていますが、シーズン末にはほとんどの生産者が1エーカーあたり7~8トンでした。このほか、シーズン途中で多くの畑が強風の被害を受けた結果、トウモロコシ市場の在庫が逼迫しました。ダイスカット用ニンジンは現在生産が行われていて、一部のサプライヤから収穫量が少なめと報告されています。

ワシントン州のジャガイモの収穫は、11月前半に終了します。コロンビア盆地のほとんどの生産者は、今シーズン、期待外れの収穫量となっています。夏の暑さにより、例年であれば9月いっぱい収穫の上がる畑が、8月末に終了してしまいました。コロンビア盆地北部など一部の地域では十分な量が収穫されましたが、収穫の少なかった他の地域を埋め合わせるほどではないでしょう。North American Potato Market Newsでは、1エーカーあたり約27.7トンとしていたワシントン州のジャガイモの収穫量見積もりを、約27.0トンに下方修正しました。

ヨーロッパ:9月末から10月初めにかけて、ヨーロッパのジャガイモ生産地のほとんどが好天に恵まれました。それまでは、寒冷多雨により植え付けが遅れ、夏の初期で成長が減速したと伝えられていましたが、状況は改善しています。収穫量はおおむねわずかに減少で、品質は良好です。ただし、ポーランドではジャガイモの収穫量が昨シーズンに比べて約34%減になると報告されています。

ペルー: アスパラガスのシーズンは低調なスタートでしたが、今は収穫の最盛期を迎えています。天候は安定していて、収穫量は目標値に達しています。ほとんどの加工業者では、契約済みの分量を超える在庫はあまりない見通しです。

チリ:9月の霜でチリの果物に被害が出ました。この冷え込みは、多くの果物の開花期に重なりました。被害は核果類とチェリーで30%から50%の間、キウイフルーツなど一部の果物では最大60%に達する可能性があるとされています。ブルーベリーとラズベリーは12月半ばに収穫が開始される予定ですので、この霜の影響はないでしょう。
チリの全国果物生産者連盟「フェデフルータ」では早期予測として、被害を最大10億ドルと見積もっています。ワイン用ブドウの生産地となっている、チリ中部のコキンボ州からビオビオ州にかけての一帯は、最大の被害を受けました。ワイン業界は、ブドウの生産減を約20%と推定しています。この時期の霜としては、過去84年で最悪の被害となりました。

チリのグリーンピースの収穫は10月半ばに始まり、現在進行中です。

アルゼンチン: アルゼンチンのブルーベリーは、10月半ばの雹で一部に被害が出ました。

メキシコ: ブロッコリーとカリフラワーの新しいシーズンが11月に始まります。これまでのところ、状況は良好です。

グアテマラ: グアテマラではブロッコリーがまもなくピークを過ぎ、果物のシーズンが始まります。メキャベツのシーズンは今月開始され、2月いっぱい続きます。

中国:

浙江省: 多くの作物が、10月7日に上陸した台風で深刻な被害を受けました。浙江省の多くの工場が被害を受け、1週間近くにわたって閉鎖されました。カリフラワーとブロッコリーの畑はこの台風の雨で水浸しになり、作物の50%が被害を受けたと伝えられています。

福建省: 秋作のエダマメの収穫が行われています。10月に植え付けられたサヤエンドウ、スナップエンドウは良好に進行しています。ブロッコリーとカリフラワーは植え付けが終わりました。

山東省:9月の雨不足でタロイモの収穫が昨年比40%減となりました。価格は上昇する見通しで、加工シーズンが早めの終了を余儀なくされています。現在のカボチャの収穫量は下がっていて、価格は昨シーズンに比べ15%高と報告されています。



エクイタブル・フード・イニシアチブ

ホウレンソウ、メロン、イチゴなどの生鮮食品からサルモネラ菌や大腸菌が見つかったというニュースが、ほぼ毎日のように報じられています。このように悲惨な汚染の発生を防ぐため、厳密なポリシーを導入することが緊急課題となってきました。一方で、農業労働者を公正に処遇し、食品安全性について教育し、生鮮食品の安全性に確実を期すことも重要です。食品生産におけるこれら3つの重要課題に対応する試みとして、2012年にオックスファム・アメリカが開始したのが、「エクイタブル・フード・イニシアチブ(EFI)」でした。オックスファム・アメリカとは、世界の貧困問題に長期的な解決策を見出し、ポジティブな社会変化をもたらすことを目指す組織です。

EFIは、「労働者、生産者、小売業者が力を合わせることにより、より良い野菜と果物の生産を目指すプロジェクト」と説明されています。安全な生鮮食品の生産・販売を実現するためのアプローチとして、「保証」「説明責任」「安全性」の3本柱を打ち出しています。

生鮮食品業界は汚染問題に真剣に取り組んでいて、予防のための規制も導入していますが、EFIはより「草の根」的なアプローチを採用しており、労働条件、農薬使用、食品安全に関する基準を盛り込んだ唯一の認証制度となっています。EFIでは、農業労働者に食品安全性についての教育を施すことを義務付けています。収穫中や作業中に危険信号に気付いた場合は監督者に報告するよう教育しているのです。通常、農業労働者は収穫量に応じた報酬を受けているため、(農薬や病原体の)汚染の兆候を見つけても無視して作業を続けます。けれどもEFIでは、安全性対策の実践において労働者が管理者と協力することにより、労働者に責任感を植え付け、収穫した作物が消費者にとって安全であることを確認しています。

このイニシアチブのもうひとつの重要な点として、農業労働者の公正な処遇と適切な報酬を確保している点が挙げられます。汚染を最小限に抑えるため、労働者には清潔で衛生的な施設を提供すべきです。これを達成するためEFIは、労働問題、争議解決、問題解決、および多言語・多文化のコミュニケーションなどについて、農場の管理者と労働者に研修を施すためのプログラムを導入しています。EFIの基準を満たした管理者と労働者は、それ以降も継続的なモニタリングを通じてコンプライアンスを維持します。

サンディエゴにあるイチゴ生産者のアンドリュー&ウィリアムソン(A&W)、さらに卸売業者のコストコは、EFIが運営するパイロット・プロジェクトに参加しています。A&Wは今シーズン、EFI基準に則って生産したイチゴを「リミテッド・エディション」という銘柄でコストコに納入しました。コストコはこのイチゴにプレミアム価格を支払い、その「ボーナス」が労働者に分配されました。こうすることによって食品安全性に注意するインセンティブが労働者にもたらされますが、コストコの顧客には価格の割増分は転嫁されていません。その理由は、EFIの活動を通じて作物のダメージや供給汚染リスクを理由とする無駄が削減されているためです。結果として、コストコがイチゴの買い付けに支払うプレミアム価格が相殺されています。

ただし、生鮮食品業界の誰もがEFIを支持しているわけではありません。政府の義務付ける食品安全性規制がすでに十分あり、こうした活動は最終消費者の支払う食品価格を確実に吊り上げると考える人もたくさんいます。

とはいえ、この制度は支持者も見出しています。EFIの考え方、すなわち農業労働者に相応な生活環境と労働環境を確保し、知識やリソースを提供して食品安全性の「自己監査役」になってもらうことで、徐々にではあれ確実な変化を生鮮食品の生産・販売方法にもたらして、食中毒の発症件数を最小限に抑えられるようになるという考え方に賛同する人が、生産者と小売業者の両方に生まれています。

 




キウイフルーツは健康の扉を開くカギ

キウイフルーツは鳥のキウイの原産国、ニュージーランドから世界へ広まったと多くの人が考えていますが、実際にはそうではありません。キウイフルーツは中国南部の原産で、中国では陽桃(ヤンタオ)と呼ばれていました! 中国の宣教師が20世紀初めにニュージーランドにキウイフルーツを持ち込んだのです。当初チャイニーズ・グースベリーと呼ばれたこの果物が商業的に生産されるようになったのは、何年も後になってからのことでした。そして1960年代に、毛羽だった茶色の皮がニュージーランド原産の鳥、キウイに似ていたことから、キウイまたはキウイフルーツと改称されました。

キウイフルーツが本格的に米国にもたらされたのは、1960年代から1970年代にかけてのことです。今日、米国最大の生産地はカリフォルニア州で、米国産キウイの95%近くを占めています。生食はもちろん、スムージー、サラダ、チャツネ、焼き菓子、キャンディー、スープなどに使うこともでき、用途の多いフルーツです。米国とニュージーランドのほかに大きな生産国としては、イタリア、チリ、ギリシャがあります。
キウイフルーツに豊富に含まれているビタミンCは、関節炎やぜんそくの深刻な症状を緩和するほか、大腸がんや糖尿病、心臓病の予防にも効果があることが証明されています。また、気分を高揚させ、エネルギーのレベルを高めるとも言われています。事実、最近の研究では、キウイフルーツを1日2個食べることで疲労とうつ症状が大幅に改善することが確認されました。ビタミンCが代謝エネルギーと神経化学レベルに関係したさまざまな酵素に働きかけるせいかもしれません。

また、キウイには食物繊維が豊富に含まれていて、糖尿病患者の血糖値低下、さらには大腸の解毒作用にも効果があります。高繊維の食物はコレステロールを低下させるため、心臓の健康増進にも役立ちます。

キウイフルーツの抗酸化特性は、細胞(とDNA)をフリーラジカルの酸化作用から守るとされていて、さまざまなカロテノイドとフラボノイドがこの特性を伝えることも示唆されています。

さらに、3食分以上のキウイを食べることで加齢黄斑変性の発症可能性が大幅に下がることも、研究データで裏付けられています。

キウイフルーツに豊富に含まれているポリフェノール、カリウム、ビタミンCは、血管の保護で相乗効果を発揮します。このため、キウイフルーツを1日2、3個食べることで、心臓血管系の健康増進を図ることができます。

キウイフルーツに豊富に含まれているカリウムは、塩分の悪影響を相殺し、電解質バランスを維持します。

キウイフルーツはアルカリ性の最も高い果物のひとつで、酸性食物を食べた後のバランス維持に役立ちます。酸性とアルカリ性のバランスを保つことは、皮膚の健康、安眠、滋養強壮など数多くのメリットをもたらします。

今度キウイフルーツを手に取ってみる機会があったら、小粒なサイズや控えめな外見に惑わされず、とてもヘルシーでおいしいこのフルーツを、ぜひお楽しみください!



日本の税関が新規制を導入へ!


2014年3月から、日本の関税局が新規則を導入します。「日本版24時間ルール」と呼ばれるもので、日本に入港する貨物船の船会社およびNVOCC(非船舶運航業者)すべてが適用対象です。この規則の主な特徴は以下のとおりです。
  • 船会社およびNVOCCは、日本向け貨物の詳細を「船積港からの出航24時間前までに」電子的に提出しなければなりません。この出航前報告制度は現行のマニフェストとは異なり、マニフェストもこれまで同様に関税局に提出します。

  • 当面、韓国をはじめ近隣の国や地域については、報告の締切が出航時までに緩和されています(米国ほか他の国や地域では24時間前)。

  • 船会社の国名、郵便番号、電話番号、荷受人および通知先の住所の提出が義務付けられます。

  • 貨物は正確に記述しなければなりません(例えば、単に「玩具」とするのではなく、「柔らかい布地にアクリル素材の詰め物を詰めた玩具」とする)。また、品目1点につき最低6桁のHSコードを付ける必要があります。

  • 危険物の場合は、IMDGコードまたはUN番号が義務付けられます。

  • 船会社の提供したデータに基づいて関税局がセキュリティ上のリスクを評価し、24時間以内に指示を返します。

  • 出航前報告制度への順守を怠った場合は、懲役または罰金を含む処罰が科されます。

  • 現時点でこの規則は海上コンテナ貨物にのみ適用され、空コンテナ、ばら積み貨物、および中継貨物には適用されません。

日本版24時間ルール(出港前報告制度)を通じて関税局に提出されたデータの処理は、 輸出入・港湾関連情報処理センター(NACCSセンター) が担当します。新規則に関する詳細情報は、NACCSセンターのウェブサイトに掲載されています。 財務省関税局のウェブサイト にも、新規則についての包括的な情報が掲載されています。

このプロセスの試験運用は2013年11月に開始される予定です。輸出業者は、このための情報収集を開始する必要があります。

出航前報告制度は、日本に入港する貨物についての情報提出を義務付けたそれまでの関税法等が2012年3月に改正されたのを受けて制定されました。この新規則の導入により、サプライチェーンにさらなる可視性がもたらされ、同様の規則をすでに導入している米国(「輸入者セキュリティ・ファイリング」規則)やカナダのような環境が実現すると考えられています。EU、中国、イスラエルなどにも同様の規則があり、透明性の向上と貿易機会の拡大という明らかなメリットがもたらされています。日本もこの24時間ルールの施行により、セキュリティの向上と海運貿易の透明化が図れると考えています。

Did You Have A Spirited Halloween? We Did At Noon!


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