このフード・レポートの内容は:

 

VOLUME 4
第5号


2013年5月 1日

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Hello Everyone,

もうすぐ母の日。世界中のお母さんに「ありがとう」を申し上げます! ご家族やお友達と一緒にすばらしい一日を過ごされますように。すっかり春になり、少なくともここ太平洋岸北西部では暖かい晴天が予想されていて、この地域の農業には好条件となる見通しです。これまでのところ天候は良好で、この夏の作物は生育状況もよく、良質になると期待されています。私たちのグリーンピースは5月最終週に収穫が始まり、その後トウモロコシの収穫が7月末に続く見通しです。

北西部と中西部の両方で原料価格に引き続き圧力がかかっていることから、今シーズンは価格が上昇すると思われます。サプライヤはアジアの景況を認識していますので、皆さんの価格をできるだけ低く抑えるべく最善を尽くしてくれることでしょう。

Noon Internationalは、日本と中米への出張でとても多忙な1カ月を過ごしました。東京では満開の桜が見られる予定でしたが、私たちが到着した日はとても風の強い日で、桜がすべて散ってしまいました! とはいえ、大風の中の成田空港への着陸でアドレナリンがあふれ出ました。この東京出張中には久しぶりに旧友と再会して夕食を共にする機会もあり、もちろんカラオケへも繰り出しました!

いつもは毎月ヘルシーな野菜と果物についての記事をお届けしていますが、今月は、最高の健康状態を保つために避けたほうがよい食べ物について書いてみるのも面白いかもしれないと思いました。以下の「健康でいるために、食べてはいけないもの」の記事をご覧ください。

それでは、ぜひ春をエンジョイしてください。これからの収穫シーズンにかけて、生産者や顧客の皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています。


Betty and the Noon International Team

CropVeggies

アメリカ合衆国: エンドウマメの植え付けは終了しました。天候は引き続き良好で、 エンドウマメ の収穫は、天候次第で5月最終週か6月第1週に開始される見通しです。 トウモロコシと豆類 は、現在植え付けが進められています。全体として北西部の生産者は今シーズン、 エンドウマメ の作付面積をやや多めに確保する一方、 トウモロコシ は2012年と同程度の作付面積になるでしょう。全米では、4月21日時点で トウモロコシ の4%が植え付けを終了しました。中西部の農作業は、寒冷多雨に妨げられています。

太平洋岸北西部では、 ジャガイモ の原料価格が約2%上昇していて、現在は植え付けの最中です。

ヨーロッパ: イギリスとハンガリーで エンドウマメ の収穫が遅れると見られています。寒冷のため植え付けが遅れたことが原因ですが、欧州大陸のほとんどにようやく暖かな天候が訪れたため、冬作の収穫と夏作の農作業も再開されました。

メキシコ: メキシコの ブロッコリーとカリフラワー の主なシーズンは4月中旬に終了しましたが、標高の高い地域ではカリフラワー、ブロッコリーともに収穫が続けられています。また、 ズッキーニ イエロースクワッシュ も加工が行われています。

グアテマラ: グアテマラでは、栽培期のピークが終わりに差しかかっています。現在は メロン、パパイヤ、パイナップル が収穫されています。 ブロッコリー は少量ながら収穫が続いていますが、これも5月中旬には終了するでしょう。ブロッコリーの最盛期は7月に再び始まります。天候は晴れて暖かく、時おり雨が降っています。

エクアドル: 最近の降雨のため、良質な ブロッコリー の加工用原料が減少しました。

チリ:サヤインゲン のシーズンが終了し、予想を上回る収穫量だったと伝えられています。キウイフルーツは5月いっぱい収穫が続く見込みです。

ペルー:マンゴー のシーズンが4月最終週で終了しました。ほとんどのサプライヤは計画に十分な供給を受けましたが、在庫は不足気味です。 アボカド の加工は5月第2週に開始されます。原料は十分な量があり、既存の契約を満たせるものと見られています。サプライヤおよび注文内容によっては、今シーズンの契約に回せる原料が少量ながら残っている可能性があります。

中国: 浙江省:気温が大きく変動して、 サヤエンドウ スナップエンドウ の成長には良くない状況です。収穫は昨年のこの時期に比べると遅れていて、市場価格は昨年よりも高くなる見通しです。 タケノコ の原料品質は不良で、価格は高くなっています。 シイタケ の収穫は終了しつつあり、価格は高値です。 サヤインゲン は植え付けが進められていて、収穫は天候次第で6月末の開始見込みです。

福建省:ニンジン は収穫が終わりつつありますが、一部の工場では5月まで加工が続けられるでしょう。価格は3月に上昇しましたが現在は安定していて、品質は良好です。 エダマメ の春作は5月末に開始の見通しです。 シログワイ の収穫は終了しました。

山東省:アスパラガス の収穫と加工が進められています。作付面積が大幅に増えたため、価格は昨年と比べて約15~20%下がっています。

イチゴの作付面積は昨シーズンよりも減少しています。冬場の寒さと霜が収穫量に影響を及ぼすでしょう。さらに、地元の国内需要が増加し、また人件費も高騰していることから、今シーズンの輸出価格は上がる見通しです。




中国の鳥インフルエンザはKFCに危機をもたらすか?

中国で鳥インフルエンザA(H7N9)の影響が拡大しているのを受けて、食品安全性懸念が一般家庭からファストフードの消費者にまで広まりつつあります。中国科学院の病原微生物研究者は、H7N9がまれな型であり、長江デルタ地域で渡り鳥とニワトリ、アヒル、ハトなどの鳥の間でウイルスが合わさったことにより生じたと特定しました。
現在、中国全土にわたって家禽類の販売は激減しています。杭州、南京、上海などの大都市にある生鮮家禽取引市場はすでに閉鎖され、上海などに鶏肉を供給している生産者では販売量が1日1万羽から10羽未満に落ち込みました。WHO(世界保健機関)は、H7N9を新型の鳥インフルエンザと特定したうえで、これまでのところ人から人へ感染したと結論付ける証拠はなく、十分に加熱調理することでウイルスを完全に死滅させることができると補足しました。とはいえ、上海のほとんどのレストランは、安全を期して家禽類の料理をいっさい販売しない方針を取っています。上海の学校では鶏肉のから揚げが給食メニューから排除されました。国内の生産者はパニック状態にあり、ウイルス蔓延を食い止めるため数十万羽という鳥を処分しています。
過去10年にわたる所得水準の向上を受けて、中国では肉類の消費量が著しく伸びてきました。都市部では2005年から2011年の間に一世帯あたりの鶏肉消費量が18%増加し、ファストフードのチェーン店も売上高を大幅に成長させました。多くのファストフード・チェーン店では、現在の鳥インフルエンザを懸念していて、顧客をつなぎ止めるために値下げを余儀なくされています。マクドナルドは最近、マックナゲットの値段をそれまでの36元から半額近い20元に引き下げました。
KFCとピザハット(どちらも中国で多数の店舗を展開)の売上高も、大きく影響を受けています。KFCとピザハットの親会社、ヤム・ブランズは、H7N9が販売に逆風をもたらし収益に影響する可能性が高いと、米国証券取引委員会のフォーム8-K提出書類で説明しています。同社の中国事業の売上高は3月に13%減(KFC 16%減、ピザハット4%増)となりました。
中国は、近年、ヤム・ブランズにとって収益性の高い市場となってきました。同社が中国にKFCの1号店をオープンしたのは1987年。今では800都市に5,000店を展開し、総利益の40%を中国市場で生み出しています。第3四半期の業績報告では、総売上高35億7,000万ドルに占める中国市場の構成比が50%以上に上りました。ヤム・ブランズにとって中国は決して失うことのできない市場です。適切に加熱調理すれば鶏肉は安全だということを知ってもらうために、同社がいくつかの方法を使って啓蒙活動を展開しているのも当然と言えるでしょう。KFCにとって鳥インフルエンザへの対応は、単に食品安全性の問題に留まりません。不確定な事業環境をうまく管理して業績を上げる方法を見出すという全体的な事業戦略としても、重要な意味を持っています。


 




健康でいるために、食べてはいけないもの!

諺にあるように、健康は食から始まります。栄養は健康にとって欠かせない役割を果たします。食べるものが新陳代謝や臓器の機能、ひいては体全体の調子に影響するからです。食べものは、毎日の食生活でどれだけ摂取するかによって、大きな健康メリットをもたらすこともあれば、体に害をもたらすこともあります。そこで今回は、毎日の食生活で日常的に摂取しているけれども、健康のためにはほどほどにしたほうが良い、ありふれた食べもの5つを取り上げてみます。

1. 塩:塩は、どんな食べものを作る過程でも欠かせない役割を果たし、食生活から完全に取り除くことはほぼ不可能です。とはいえ、体の生化学的経路に重大な影響を及ぼす可能性があるため量を制限すべきだというのが、医師のアドバイスです。1日2,000ミリグラムを超える塩分の摂取は、栄養素の効果的な吸収を妨げて有害な影響をもたらし、高血圧、心臓肥大、腎臓病、骨粗鬆症、脱水症状やむくみ、電解質とホルモンのアンバランス、消化器系の疾患など、長期的な副作用を引き起こします。また、塩分過多は、脳卒中、心臓発作、胃がん、十二指腸がんのリスクを大幅に高め、循環器系の問題や慢性疲労といった他の症状も引き起こす可能性があります。

2. 砂糖:私たちの食生活は糖分が過剰です。加工食品や炭酸飲料などの消費が増えているのに伴って、1日あたり小さじ22杯分もの糖分を摂取しているのです。糖分の取りすぎは、肥満、がん、心臓病のリスク増といった結果を招く可能性があります。制限なく糖分を取っているとさまざまな害をもたらし、糖尿病、がん、うつ病、気分障害などの幅広い症状を引き起こしかねません。さらに、グリセミック指数を上げ、ニキビや皮膚炎にもつながります。

3. マーガリン(植物性硬化油):バターは長年にわたって健康に悪い食品と見なされてきましたが、真の悪者はマーガリンであることが明らかになっています。マーガリンは水素化植物油から作られていて、トランス脂肪酸を大量に含んでいます。過剰に摂取すると、血栓や冠動脈疾患、動脈疾患を引き起こす可能性があります。また、マーガリンに使われている精製油は、しばしば遺伝子組み換えが施されていて、体に良いオメガ3脂肪酸が不足しています。

4. パン:白いパンは精製された穀物で作られていて十分な栄養がないことは、多くの人がご存じのとおりです。その代替として勧められているのが、食物繊維の豊富な全粒粉のパンです。とはいえ最近では、全粒粉のパンもあまりメリットがないかもしれないと訴える専門家が現れ始めました。その理由は、全粒粉使用とうたったパンの大半が、真の意味で「全粒」の穀物で作られてはいないからです。パンは炭水化物が多いため血糖値を高め、またグルテンが消化器系の症状の原因となる可能性があります。

5. 加工された果汁:果汁100%のジュースはさまざまな必須ビタミンや食物繊維を含んでいるため、これまで常に奨励されてきました。けれども、パッケージ詰めされたジュースを飲んでいると、糖分や保存料の取りすぎになる可能性があります。最近では、コールドプレスジューサーやスロージューサーと呼ばれる低速回転式のジューサーで搾っただけのジュース、あるいは生のフルーツをそのまま食べるほうがはるかにヘルシーだと、栄養の専門家が勧めるようになっています。





米国の2013年のトウモロコシ収穫予測


米国では昨夏、歴史的な干ばつが広い地域に影響を及ぼした結果、トウモロコシの生産量が最悪レベルとなりました。数州で農作物が打撃を受け、無保険の小規模な生産者は不作のため損失を被りました。さらに、生産量の低下によりトウモロコシの価格が高騰し、酪農、養鶏、畜産農家の飼料費に影響を及ぼしました。

2013年度の米国の農業輸出は、2012年11月時点の予測よりも30億ドル低い1,420億ドルになると予想されています。トウモロコシの輸出は特に打撃が大きく、実に前年比38%減の2,400万トンとなる見通しです。米国のトウモロコシ輸出量の予測としては、1970年代初め以来の低いレベルです。

ゴールドマン・サックスのアナリストによると、2013年も生産量低下の「リスクが拡大」しつつあり、価格を押し上げています。これまでの例では、トウモロコシ価格が上昇すると、南米の生産者が作付面積を拡大する傾向にあります。生産量が落ち込めば、米国は今年、世界一のトウモロコシ生産国という地位をブラジルに明け渡す可能性があると見られています。

全米のトウモロコシ生産者は、今春の天候が少し普通に戻って生産量が増え、昨年の痛い損失から回復できるようになることを期待しています。これまでのところ、降雨量などの気象条件は、インディアナ州やイリノイ州をはじめとする東部の「コーンベルト」地帯で改善が見られています。また、統計的にも、干ばつが数年続いた翌年はトウモロコシの生産量が回復することが示されています。研究によると、トウモロコシ生産は、おおむね夏(特に7月)の天候によって左右され、シーズン前の雨不足は生産量にほとんどあるいはまったく影響を及ぼさないことが分かっています。現時点では、全米のトウモロコシ生産者が、今夏の良好な進展を願っています。

米国農務省の2013年トウモロコシ生産予測報告書は、以下のリンクからご覧いただけます。

http://www.usda.gov/oce/forum/presentations/Glauber.pdf




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