このフード・レポートの内容は:

 

VOLUME 3
第3号


2012年3月1日

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もう3月になってしまいました! カリフォルニア州サンディエゴで開かれ、目まぐるしく展開していった米国冷凍食品協会の会議から戻ってきたばかりです。風光明媚なサンディエゴでは、晴れた暖かい天候に恵まれました。今年の会議には、世界各地から1,400人が参加しました。毎度のことですが、たくさんの旧友との再会、そしてたくさんの新しい友人との出会いを堪能することができました!

米国北西部の野菜は、トウモロコシ、ニンジン、エンドウマメを含む豆類の生産者価格が5~7%、ジャガイモは11~13%増になると予想されています。私たちも価格高騰の影響は受けますが、昨年ほどではないでしょう。昨シーズンは、取引先の生産者価格が15~20%増だったので、それに比べれば、今シーズンの情報は懸念するほどではありません! もちろん、母なる自然は、この状況を一瞬にして覆す力を持っています。私たちにどんな運命をもたらすのか、ただその行く末を見守るよりほかにありません。農家の暦によると今年は良い栽培シーズンに恵まれるとの声も上がっていますが、これも自然からの力添えを待つのみです。現時点では、すべての商品野菜が不足していて、ほとんどの供給業者は販売に応じていません。ただし、ニュージーランドではエンドウマメが大豊作だったため、輸出にも余裕があるということです。ご興味のある方は、ぜひNoon Internationalまでご連絡ください。

今月は、Noon Internationalのオーナーであるエドワード・ヌーンとリリー・ヌーンが、今回は娘のレクシーを同行して、再びエベレスト山のベースキャンプまで登山する予定です。気温はマイナス17度前後とのことですから、暖かいカリフォルニアのことがすぐに恋しくなるでしょう。二人が常日頃からNoon Internationalのスタッフに教えている美徳である強い意志、自己を律する力、そして目標への専心が、ベースキャンプ登山を成功に導くに違いありません。帰国次第、写真を掲載しますので、ぜひご期待ください。

企業にとって、製品のマーケティング方法というのは、非常に重要なビジネスの側面といえるのですが、カリフォルニアのニンジン生産者は、すばらしい手腕を発揮していると思います! これについては、以下の「インフォメーションとデータ」のセクションをご覧ください。

まもなく私たちもエンドウマメやトウモロコシの畑に繰り出しますが、その前にまず、中国と日本へ出張の予定です。アジアでご協力いただいている皆さまにお会いできることをとても楽しみにしています!

All the Best,

Betty and the Noon International Team

CropVeggies


アメリカ合衆国:北西部のほとんどの野菜、豆類、トウモロコシ、ニンジン、ジャガイモは、供給が不足気味です。

グリーンピースの植え付けは、2月末に開始されました。

コロンビア盆地のジャガイモも植え付けが始まっており、天候が良ければ7月10日には収穫が始まるでしょう。ただし、昨年のように4月、5月が寒くなると、早い収穫の実現が難しくなります。

アメリカでは春の植え付けがはじまります。

冷凍ラズベリーの市場は、世界的な在庫のだぶつきを受け、依然として低迷しています。

アメリカ南西部では冬の間の霜により、生鮮ブルーベリーの生産量がフロリダ州では20%減、ジョージア州では50%減となっています。アメリカでは4月・5月のブルーベリーの供給がフロリダ州のみからとなっているため、この生産量不足は価格の高騰につながると考えられます。

ヨーロッパ:米国と同様、ヨーロッパでも、この春は寒冷多雨のためトウモロコシの収穫が遅れ、現在、ヨーロッパではトウモロコシの供給が逼迫しています。ダイスカット用ニンジンも、やはり供給不足のため価格が高騰しています。冬作のホウレンソウの収穫は、天候次第で4月に始まるでしょう。スペインでは、イチゴの収穫が始まっています。

メキシコ:ブロッコリーとカリフラワーの収穫が進行中です。この時期としては、加工業者への納品状況は正常です。

グアテマラ:2月の大雨で、一部の加工業者のスナップエンドウとサヤエンドウの畑に被害が生じました。

チリ:ほとんどのベリー類の収穫が、3月中旬から下旬まで続く見通しです。チリ中部の天候は、とても暑く乾燥しています。そのため収穫量は減っていますが、品質は依然として良好と伝えられています。

ペルー:マンゴーの収穫が続けられています。ただし、2月の雨を受けて収穫状況が悪化し、ブリックス(糖度)が下がっているうえに収穫量も低下しています。アスパラガスの収穫は終了しましたが、在庫は厳しい状況です。多くの農家が、あまり水を必要としないアボカドやブドウの栽培を行うようになっています。

ニュージーランド:グリーンピースの収穫が終了しました。収穫は上々で、天候が良かったため収穫量が増えたと伝えられています。現在は、インゲンマメの収穫が行われています。

キウイフルーツのシーズンは4月に開始の見通しです。

中国:中国では、過去1年にわたってきわめて困難な状況が続きましたが、秋冬作のブロッコリーとカリフラワーの収穫は良好に進み、この2品目については価格が下がりつつあります。

現在、中国北部は厳寒で大雪が降っている一方で、中国南西部(雲南省)は干ばつに見舞われています。

スナップエンドウの価格が、現在の在庫不足を受けて高騰すると報じられています。

インゲンマメは3月初旬、大豆は3月中旬に種まきが行われる見通しです。



遺伝子組み換えスイートコーン

クリスマス休暇のどさくさに紛れてひそかに、米国農務省(USDA)が、農業バイオテクノロジー大手のモンサント社が新たに開発した遺伝子組み換えスイートコーンの種子の販売を認可しました。これまでのところ、遺伝子組み換えを施した生鮮スイートコーンの種子を販売している企業は、シンジェンタ社のみでした。モンサントは、世界最大の野菜・果物の種子販売会社で、取引先は150カ国以上に上っています。同社では今年、新しい遺伝子組み換えスイートコーンを25万エーカー(約10万ヘクタール)の畑で栽培する計画で、これは実に米国の生鮮スイートコーン生産量の約40%に上る作付面積です。ただし、冷凍および缶詰加工用のトウモロコシに影響はなく、冷凍・缶詰トウモロコシの生産業者は遺伝子組み換え品種を使用していません。

しかしながら、このニュースは米国内、特に安全かつ純正な食品供給を重視する組織でかなりの波紋を巻き起こしています。ウォルマートは、今夏、モンサントの遺伝子組み換えスイートコーンを自社店舗で販売する予定と報じられています。これを受けて、米国環境衛生センターなどの団体では、ウォルマートや他の小売店に対してこのスイートコーンの販売をやめるよう呼びかける嘆願書を配布しています。米国最大の食品小売店であるウォルマートは、食料品だけで年間1,290億ドル以上もの売り上げを計上しています。全米規模の消費者団体であるフード&ウォーター・ウォッチは、ウォルマートをターゲットにした全米キャンペーンを開始して、同社による遺伝子組み換えスイートコーンの販売を食い止めようとしており、すでにこのスイートコーンを販売しないことを表明しているゼネラル・ミルズ、トレーダー・ジョーズ、ホール・フーズなどの食品会社大手にウォルマートも追随するよう働きかけています。

小売店は、地元の農業支援や健康な食生活、環境保全について真剣に考えるのであれば、遺伝子組み換え食品を購入したくないと訴える大多数の消費者の意見に耳を傾けるべきではないでしょうか。




紫ジャガイモのパワー!

紫ジャガイモのパワー

紫ジャガイモが心臓に良いというのは、本当なのでしょうか? ペンシルベニア州にあるスクラントン大学の研究結果によると、その答えはほぼ確実に「イエス」です! 何とも不思議な色をしているこの紫ジャガイモを1カ月間、1日2回食べ続けた被験者は、血圧が3~4%下がり、体重も増えなかったという結果が報告されています。その理由は、紫ジャガイモに元来豊富に含まれている抗酸化物質にあるようで、毎日オートミールを食べたときの効果と似ていると考えられています。

ジャガイモは、米国で最も多く消費されている野菜ですが、たいていは、炭水化物が多く太る原因になり、栄養価のないカロリー摂取と見なされています。しかし実際には、健康にメリットをもたらす可能性のあるさまざまなフィトケミカル(植物性化学物質)を含んでおり、約140gで約110カロリー、脂肪分やコレステロール、塩分はあまり含まれていません。ジャガイモを食べることで、1日のビタミンC推奨摂取量の45%、さらにカリウム620mgを摂取することができます。

残念なことに、ジャガイモは通常、心臓に良いとは言えないバターやサワークリームなどを添えて出されることが多いため、体に良くない食べ物という悪い評判につながってしまっています。

こうした最近の研究結果を受けて、ジャガイモの栄養価が見直され、アメリカが肥満化している原因としてジャガイモに非難の矛先が向かなくなることを願うばかりです。今度、ジャガイモを食べる時は、紫ジャガイモを使って、余分な脂肪分を加えずにシンプルにいただいてみてはどうでしょうか。健やかな体を作るには、日々の食生活に虹色と言われる7色の食材を取り入れるといいと言われています。まずは、パワフルな紫ジャガイモを試してみませんか?


ニンジンがジャンクフードの仲間入り!?


健康でおいしい生鮮ベビーキャロット

ベビーキャロットを「ジャンクフード」と思ったことはありますか?売上減に悩むカリフォルニア州の生産者は、「ベビーキャロットをジャンクフードのように食べよう」という新しい販促キャンペーンを展開しています。みんなが大好きなポテトチップスやチーズスナックといったスナック菓子にならって、ニンジン業界は、生鮮ベビーキャロットをスナック菓子のようなパッケージに詰め、子供向けのスナック菓子のコマーシャルを真似てエネルギッシュで斬新なコマーシャルを作っています。

ニンジン業界の目下の戦略として、ドライブのお供としての袋菓子や学校に設置されている自動販売機のアイテムとして売り込むことが挙げられます。これにより、特に米国内の子供たちがジャンクフードのようにベビーキャロットを食べるようになるという期待を込めているのです。これまでのところ、この戦略は功を奏しているようで、テスト市場では、生鮮ベビーキャロットの売り上げが2桁増になったと報告されています。

ヘルシーな野菜をもっと食べるように働きかけるすばらしい方法ではないでしょうか!

以下のリンクからコマーシャルをご覧いただけます。

www.babycarrots.com

また、以下のリンクからは、ニンジン販促キャンペーンの背景に関する詳細をご覧いただけます。

http://www.fastcompany.com/magazine/154/the-new-junk-food.html


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