このフード・レポートの内容は:

 

VOLUME 4
第 2号


2013年 2月 1日

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Hello Everyone,

旧正月をお祝いされる世界各地の皆様、新年あけましておめでとうございます。今年は巳年(私は年女!)。巳年は一般に平和で穏やかな年になると言われていますが、昨年のように世界各地で政治変動や動乱が相次ぐようなことがなく、この言い伝えが本当になれば良いなあと思います。

2月は、旧正月だけでなく、たくさんの行事が目白押しです。ここ米国では、2月はアフリカ系アメリカ人の歴史を祝う月間、さらに心臓を大切にする月間でもあり、もちろんバレンタインデーも忘れてはなりません!

前回のレポートでお伝えしたとおり、先月はカリフォルニアのサンフランシスコで開かれた「ファンシーフード・ショー」に行ってまいりました。見るべき商品があまりにもたくさんあって、もちろんそれらの多くで、健康やウェルネスがアピールされていました。スイートポテトなどのヘルシーな野菜を材料にしたスナックもあり、レンズ豆で作られたチップは「メリットのあるチップ」と呼ばれていました。エダマメやビーツのおいしいスープピュレを試食し、ホウレンソウとチャイブ、ブロッコリーとコリアンダーなどの風味のお茶も試飲してきました。その後、暖かで陽光いっぱいのロサンゼルスへと向かい、お客様とミーティングをして、日本食レストランでしゃぶしゃぶ、さらにお決まりのカラオケという楽しい夜も過ごしました! 今月もまたカリフォルニアを訪れます。今回は、アナハイムで開かれる「米国冷凍食品会議」にスタッフ数名が参加する予定です。皆様にお目にかかれることを楽しみにしています。

ところで、土を食べてみたいと思われたことはありますか? 日本食の最新トレンドを紹介した記事で、土を使った料理が作られているということを最近読んだのです。東京にあるフランス料理レストランのようですが、次回の日本出張ではここへ行ってみる必要があるかもしれません。記事ではとてもおいしいとされていたお料理を、自らの舌で試してみようと思います! その記事は、以下のリンクからお読みいただけます。

http://www.finedininglovers.com/blog/news-trends/tokyo-restaurant-dirt-menu/

では、あらためて、今年1年がすばらしい年になりますように!

Betty and the Noon International Team.

CropVeggies

アメリカ合衆国: ワシントン州では今シーズン、リンゴが豊作となりました。良天に恵まれたため、11月に入っても収穫を続けることができました。その結果、リンゴが大きく実って、収穫量の拡大にもつながりました。オレゴン州、ワシントン州、アイダホ州のジャガイモ加工業者では、今も十分な供給が貯蔵されていて、フル操業が続いています。北米ブルーベリー協会から栽培ブルーベリーと天然ブルーベリーの両方の最新統計を入手しましたので、 こちらをクリックしてご覧ください

グアテマラ: 果物(ハニーデューメロンとマスクメロン)のシーズンが進んでいて、現在の収穫はほとんどが生鮮市場に送られています。グアテマラではスナップエンドウとサヤエンドウの収穫も始まっています。ブロッコリーも収穫が続いていますが、量は減り始めました。一部の産地では雨が多く気温も低くなったと伝えられていますが、ブロッコリーの品質への影響という点では問題は生じていません。

メキシコ: この時期の天候としては申し分なく、低温ではあるものの厳しい寒波はありません。ブロッコリーとカリフラワーの品質はきわめて良好です。

コスタリカ:ほとんどの生産者がホリデーシーズン中の収穫を避けようとするため、この時期のパイナップルの収穫量は低調ですが、今月には持ち直すでしょう。ハニーデューメロンのシーズンが始まりました。品質はきわめて良好です。天候は晴れて暖かな日が続いています。

チリ: グリーンピースのシーズンが終了し、質・量ともに良好だったと伝えられています。今はスイートコーンの収穫が最盛期を迎えていて、気温が例年よりも高くなっていることから、加工業者は入荷量に追いつくためフル操業中です。チリの加工業者は、今シーズンのトウモロコシに期待をかけています。昨シーズンは南米が供給不足になったのを受けて、チリのほとんどの加工業者が大量のトウモロコシの輸入を余儀なくされたためです。サヤインゲンも収穫されていて、出来は例年並み。特に問題は報告されていません。米国と同様にチリでも、トウモロコシや他の野菜の生産価格が値上げされています。小麦や穀物からの激しい競争があるためです。12月の多雨はチェリーに影響を及ぼしました。また1月に入って例年より気温が高くなり、ブルーベリーの収穫を加速しました。

アルゼンチン: ベリー類の収穫が12月末に終了し、一部のサプライヤからは今もわずかに在庫があると報告されています。サンタフェおよびコルドバ地域では、スイートコーンが収穫を迎えています。この記事の執筆時点では雨不足で降雨が望まれていますが、全体としては平均的な状況で、天候による影響は特にありません。昨シーズンはアルゼンチンの一部のサプライヤが、干ばつの影響でスイートコーンの収穫の70%を失いました。加工業者も生産者も、今年は良いシーズンになってほしいと心から願っています。

ブラジル: 雨のない状況が長らく続きましたが、ブラジル北部では何とか間に合うタイミングで雨が降り、トウモロコシ、小麦、大豆、コーヒーの夏の収穫を助けている模様です。南部では依然として雨が望まれています。

エクアドル: 雨と晴れがバランス良く訪れていて、ブロッコリーの収穫状況は安定しています。

ペルー: 現在、マンゴーの冷凍が行われています。状況は引き続き良好です。

オーストラリア: クイーンズランド州では1月末、集中豪雨に見舞われて浸水が発生しました。一方、オーストラリア全域では記録的な猛暑となり、道路の舗装が溶けたり山火事が発生したりするなどの事態を招きました。オーストラリアの気象庁は、天気予報地図に使用している色に濃紫色と深紅色を追加したほどでした。この暑さを受けてチェリー、核果類、ブドウなどの果物が非常に好結果になっていると、多くの情報筋が伝えています。糖度が高く、とても品質の良い作物が実っています。アボカドのハス種とリード種は現在、西オーストラリア州から出荷されています。

東南アジア:
インドネシアのジャワ島で、大雨による洪水が起きました。高い降雨量を受けて、米とヤシ油の見通しが良好になっています。フィリピンでは雨が続き、米とトウモロコシに十分な降雨量をもたらしています。

中国: 浙江省:寒気でブロッコリーとカリフラワーが被害を受け、生産量が減少して価格が上昇しています。レンコンは、人件費の高騰を受けて値上がりしています。寒さが続いているため、国内市場で生鮮野菜の需要が活発です。菜の花が良く売れていて、今後2、3カ月以内にサプライチェーンに不足が生じるでしょう。

福建省: シログワイの収穫が最盛期を迎えています。ここでも人件費高騰から値上がりが起きていて、品質はあまり良くないと伝えられています。マッシュルームは、天候が寒く収穫量が下がったため、価格が約20%上昇しました。ブロッコリーとカリフラワーは収穫が進行中ですが、浙江省と同様、寒気の影響を受けて収穫量が減り、価格が上がっています。

山東省: ほぼすべての収穫が終了しました。加工業者は、貯蔵していたニンジン、タロイモ、ネギ、ホウレンソウのパッケージ詰めを進めています。新しいシーズンの収穫は、3月から4月にかけて始まるでしょう。


肉類に含まれる抗生物質

食用肉となる家畜に過去何十年にもわたって抗生物質が投与されてきたことは、ご存じでしょうか。今日では、家畜の体重を最大3%増やせるという理由から抗生物質が投与されていて、もちろん家畜の体重増は、生産者や流通業者にとって大きな利益増を意味します。

テトラサイクリンのような抗生物質を治療目的の投与量よりも少量のレベルで投与することにより、なぜ家畜の体重が増えるのか、その仕組みは完全には解明されていませんが、腸内菌を殺すことで栄養をより効果的に吸収して利用できるようになるからではないかと考えられています。
けれども、この少量の抗生物質投与でさえ、特に肉類を頻繁に食べる人には体にリスクがあることを示唆する証拠が増えています。

抗生物質は、疾病予防のため鶏に1940年代から投与されてきました。しかし、抗生物質の過剰使用によって抗生物質の効かない細菌の進化が促されると説く専門家が増えています。そればかりか、米国だけで毎年2兆トン近く排出される動物廃棄物のほとんどに、消化されていない抗生物質や抗生物質に耐性のある細菌が含まれているのです。これらが地面に浸み込んで、河川を汚染したり、自然の生態系を破壊したりしています。

中国の山東省がその一例です。中国の農業管理当局は、山東省にある養鶏場を抗生物質の過剰使用でいくつも閉鎖してきました。報道によると、密集度の高い劣悪な飼育環境の弊害対策として、鶏にアマンタジンやリバビリンが大量に投与されてきたそうです。この報道がきっかけとなって、全国に食品安全性の懸念が広まり、フライドチキンで知られるKFCの親会社ヤム・ブランズやライバルのマクドナルドの売り上げに打撃が及びました。中国の国営ニュースが最近伝えたところによると、中国では21万トンの抗生物質が生産されていますが、そのうち実に50%が鶏に投与されているそうです。

また、米国でも、肉類の抗生物質の影響を浮き彫りにした例がありました。食中毒やその他の症状の原因となるカンピロバクター菌への対策として使われるシプロという抗生物質があります。1990年にはシプロの効かない細菌の発症率はほとんどありませんでしたが、1996年にシプロに酷似した抗生物質の鶏への使用を米国食品医薬品局(FDA)が認可したところ、わずか5年後に、カンピロバクターの対人感染症例に占めるシプロ耐性のある細菌の割合が19%にまで高まったのです!

家畜に抗生物質を使用することは、人体だけでなく、家畜そのものや環境にも悪影響があることが明らかになっています。抗生物質のほか、食品安全性に関する他の懸念も、最近では多くの論争を呼んでいます。例えば、鶏の飼料に混ぜて使われる成長ホルモンがその一例です。この種の飼料で育てられる鶏は、「インスタント・チキン」と呼ばれていて、大変成長が速く、ヒヨコから成鳥になるまでにわずか45日しかかからないそうです!

 




情熱でヘルシーに!

エキゾチックなパッションフルーツは、トケイソウ科トケイソウ属に属しています。南米の亜熱帯地域が原産で、小さな楕円形の実は、中に多数の種が入っていて、熟すと皮が茶色くシワ状になります。この爽やかな果物には、植物性栄養素がいっぱい。日頃はあまり食べないという人も、普段の食生活に取り入れたい食品と言えるでしょう。パッションフルーツは、炭水化物と単糖類を豊富に含んでいるため、アスリートや減量を目指している人に最適です。また、パッションフルーツには睡眠導入効果もあると言われています。心身をリラックスさせて、安眠をもたらすのだそうです。

食物繊維とタンパク質


果肉や種を含んだパッションフルーツ1カップ分には、食物繊維が25g近く、そしてタンパク質が5g含まれています。パッションフルーツは多くの場合、ジュースとして飲用されていますが、健康メリットを考えるのであれば、果肉と種を除去すべきではないでしょう。果汁だけでは食物繊維とタンパク質が各1g未満に減ってしまうからです!

ビタミンC

パッションフルーツは、ビタミンCがとりわけ豊富です。ビタミンCは、フリーラジカルのダメージから体を守ってくれる抗酸化物質。体全体の免疫力を高め、強化するのにも役立ちます。やはり1カップ分のパッションフルーツで、一日に必要なビタミンCの推奨摂取量をすべて摂取できます! ほとんどの果物に当てはまることですが、パッションフルーツも新鮮さが命です。摘みたてのパッションフルーツは、パッケージ詰めや加工処理・貯蔵を経たパッションフルーツよりも栄養価が高いことが分かっています。

カロテノイドと鉄分


パッションフルーツ1カップ分からは、ビタミンAも一日推奨摂取量の約25%が摂取できます。細胞の成長と再生に欠かせないビタミンAは、目や肌の健康維持にも役立ちます。さらに、パッションフルーツは、非ヘム鉄と呼ばれる植物性の鉄分も豊富に含んでいます。1カップ分で一日推奨摂取量の半分以上が摂取でき、またビタミンCがその鉄分の吸収を助けます!



アボカドのすばらしい魅力!


アボカドは野菜だと思っている方も多いかもしれませんが、実は果物です。でも、この果物には他の果物にない特徴があります。それは、脂肪分を豊富に含んでいること。脂肪分の多い食品は通常、体に良くないと見なされますが、アボカドは、一価不飽和脂肪酸という良い種類の脂肪をたくさん含んでいます。
アボカドを食べることでLDL(悪玉)コレステロールが減るという研究結果も出ています。アボカドは、心臓病の予防に効果があるオメガ3脂肪酸も豊富です。さらに、ベータカロテン、食物繊維、葉酸、カリウムもたくさん含んでいて、まさにスーパーフードと言えるのです!

アボカドは、メキシコや他の中南米諸国が原産と考えられていて、今日この地域が世界最大のアボカド生産地となっています。2009年にはアボカド生産量が再度増加して、合計385万3,930トンに達しました。なかでもトップはメキシコで、2011年だけで約125万トンを生産しました。メキシコは世界最大のアボカド輸出国でもあり、2011年の輸出量は33万トンを上回りました。現在、アボカドは世界中で生産されていて、メキシコに次ぐ生産国は、チリ、米国、インドネシア、コロンビアとなっています。2011年時点で、チリは世界のアボカド生産の約9%、米国とインドネシアは約7%を占めました。米国ではアボカド生産の95%がカリフォルニア州南部で行われていて、カリフォルニア州のフォールブルックは「世界のアボカドの首都」と呼ばれています。

恵まれた天候や植物衛生・害虫対策などさまざまな条件を背景に、アボカドの作付面積は増加中です。グローバル・アグリカルチュラル・インフォメーション・ネットワーク(GAIN)では、メキシコだけでも10%増と見積もっています。メキシコでアボカド生産を専門に行っている農園の面積は約13万8,000ヘクタールに及び、このうち85%はミチョアカン州に位置しています。
他の主要生産国には、ドミニカ共和国(5%)、ペルー(4%)、南アフリカ、イスラエル、ニュージーランドなどがあります。





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