このフード・レポートの内容は:

 

VOLUME 5
第8号


2014年8月 1日

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Hello Everyone,

ここ米国では収穫シーズンが真っ盛りですが、まったく、なんという夏でしょう!全米でお天気のニュースが絶えません。中西部と東部では、大雨、洪水、竜巻。西部では、猛暑と雨不足です。今週もまた、ロサンゼルスのベニスビーチできわめて珍しい落雷があり、1人が死亡、十数人が怪我を負うという出来事がありました。

太平洋岸北西部は非常に乾燥していて、我が麗しのワシントン州に大きな山火事をもたらしました。この最新の山火事は、州史上最悪の規模です。州中部のオカノガン郡にあるメットハウ・バレーでは、25万エーカー以上が燃え、300軒以上の住宅に火の手が及びました。ここは自然が豊かに残る地域で、ハイキングや釣りに訪れる人がたくさんいます。私の家族のお気に入りの旅行先でもありました。焼き尽くされたこの地を見ると、とても悲しくなります。

グリーンピースは供給が不足していて、バイヤーが調達に躍起になっています。中西部のグリーンピースは、雨のせいで収穫が大幅に落ち込みました。冷凍、缶詰ともに加工業者は深刻な品薄となるでしょう。これに加え、太平洋岸北西部でも収穫が予想を下回り、さらにカナダ・オンタリオ州にあるボンデュエルの冷凍工場が火災で被害を受けたことから、今年のグリーンピース市場はかなりエキサイティングな市場になると見込まれます。春頃の状況が注目されます。

Noon Internationalのスタッフは引き続き、ワシントン州東部とオレゴン州へ出張して、工場や畑を訪れています。サプライヤーやバイヤーの皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。皆様にとって楽しい8月になりますように!

それでは、記事をお楽しみください。
Betty and The Noon International Team

追伸:日本の皆様には、ゆったりと充実したお盆休みが訪れますように!



CropVeggiesア メ リ カ 合 衆 国 :

オ レ ゴ ン 州 ・ ワ シ ン ト ン 州 : グ リ ー ン ピ ー ス の 収 穫 は 終 了 し ま し た 。 在 庫 の 品 薄 を 受 け て 今 年 は 太 平 洋 岸 北 西 部 の グ リ ー ン ピ ー ス の 作 付 面 積 が 増 え ま し た が 、 一 部 の 業 者 で は 収 穫 が 落 ち 込 み 、 ま た 暑 気 の た め 収 穫 が 間 に 合 わ な か っ た 畑 も 出 ま し た 。 全 体 と し て 北 西 部 の グ リ ー ン ピ ー ス に 対 し て は 強 い 需 要 が あ り 、 既 存 の 契 約 分 を 出 荷 す る た め 、 あ る い は 中 西 部 の 不 作 を 受 け て 追 加 で 生 じ た 需 要 を 埋 め る た め 、 今 も 購 入 を 希 望 し て い る サ プ ラ イ ヤ ー が い ま す 。 グ リ ー ン ピ ー ス の 市 場 価 格 は 、 過 去 数 週 間 に わ た っ て 上 昇 し て い ま す 。

ト ウ モ ロ コ シ の 収 穫 は 、 現 在 進 行 中 で す 。 向 こ う1、2週 間 の う ち に 最 盛 期 を 迎 え る で し ょ う 。 オ レ ゴ ン 州 と ワ シ ン ト ン 州 の 天 候 は 、 雨 が 少 な く 暑 い 日 が 続 い て い ま す 。 こ の た め 、 ト ウ モ ロ コ シ の 収 穫 が 早 ま っ て い て 、 加 工 業 者 は そ の ペ ー ス に 追 い つ く べ く 、 フ ル 操 業 し て い ま す 。 こ れ ま で の と こ ろ 、 収 穫 量 は 平 均 を わ ず か に 下 回 る レ ベ ル 。 早 期 品 種 の 味 と 色 は き わ め て 良 好 と の こ と で す 。 収 穫 の 状 況 を 今 後 も 引 き 続 き お 伝 え し て い き ま す 。

サ ヤ イ ン ゲ ン も 収 穫 が 進 ん で い て 、 こ れ ま で の と こ ろ 順 調 で す 。

ジ ャ ガ イ モ は 、 レ ン ジ ャ ー ラ セ ッ ト 種 の 収 穫 が 行 わ れ て い ま す 。 暑 気 と 乾 燥 に よ り 、 ジ ャ ガ イ モ の 収 穫 に 影 響 す る 可 能 性 が あ り ま す 。

ア イ ダ ホ 州 : ト ウ モ ロ コ シ は 植 え 付 け が 終 了 し ま し た 。 天 候 は こ れ ま で の と こ ろ 上 々 で 、 降 雨 量 も 十 分 で す 。

中 西 部 : シ ー ズ ン 初 め に 大 雨 に 見 舞 わ れ ま し た が 、 ミ ネ ソ タ 州 の 産 地 の ほ と ん ど は 、 残 っ た ト ウ モ ロ コ シ の 栽 培 を 順 調 に 進 め る た め 雨 を 欲 し て い ま す 。 ウ ィ ス コ ン シ ン 州 セ ン ト ラ ル サ ン ズ の ス ー パ ー ス イ ー ト コ ー ン の 植 え 付 け は 終 了 し 、 こ れ ま で の と こ ろ 平 均 的 な 状 況 で す 。

グ リ ー ン ピ ー ス は 中 西 部 で も 収 穫 が 終 了 し ま し た 。 多 雨 と 浸 水 を 受 け て 、 収 穫 は 予 算 を 約25%下 回 っ た と 伝 え ら れ て い ま す 。

ミ シ ガ ン 州 の タ ル ト チ ェ リ ー は 、 冷 夏 の た め 収 穫 が 減 る と 見 ら れ て い ま す 。

メ キ シ コ : メ キ シ コ は 現 在 雨 季 で す 。 ブ ロ ッ コ リ ー と カ リ フ ラ ワ ー の 収 穫 が 影 響 を 受 け て い ま す 。 収 穫 は 質 ・ 量 と も に 低 い 状 況 で す 。

グ ア テ マ ラ : ブ ロ ッ コ リ ー が 最 盛 期 を 迎 え て い ま す 。 質 ・ 量 と も に 上 々 で す 。
エ ダ マ メ は 加 工 が 続 い て い ま す が 、 今 月 中 に 終 了 す る で し ょ う 。

コ ス タ リ カ : 雨 季 が 続 い て い て 、 パ イ ナ ッ プ ル の 収 穫 量 が 減 っ て い ま す 。 特 別 な カ ッ ト 向 け の 作 物 は 、 受 注 対 応 に 時 間 が か か っ て い ま す 。 需 要 が 好 調 な た め 、 一 部 の 加 工 業 者 か ら は 、 年 内 の 新 規 受 注 対 応 が 難 し く な る と 伝 え ら れ て い ま す 。10月 の 雨 季 終 了 と と も に 収 穫 量 が 増 え る の を 、 多 く の バ イ ヤ ー が 待 ち 望 む こ と に な る で し ょ う 。

チ リ : チ リ は 冬 で 、 オ フ シ ー ズ ン で す 。 今 後 の 主 な 収 穫 は 、9月 末 の ア ス パ ラ ガ ス が 皮 切 り と な る で し ょ う 。 価 格 は 、 原 料 価 格 が 確 定 し た 後 、9月 中 旬 に 発 表 さ れ る 見 込 み で す 。 南 米 産 の 作 物 は 価 格 が 上 昇 し ま し た が 、 中 国 と の 競 争 が あ る た め 、 南 米 の 生 産 地 に は 今 後 も 価 格 圧 力 が か か る で し ょ う 。

ペ ル ー : エ ル ニ ー ニ ョ に よ る 野 菜 と 果 物 へ の 影 響 は 、 当 初 予 想 さ れ た ほ ど で は あ り ま せ ん 。 「 ス ー パ ー ・ エ ル ニ ー ニ ョ 」 の 可 能 性 が あ る と さ れ て い ま し た が 、 そ の 予 報 は 正 式 に 解 除 さ れ ま し た 。 当 初 の 予 報 で は 、 悪 天 候 の パ タ ー ン が 続 い て 作 物 に 大 き く 影 響 す る と さ れ て い ま し た 。 ア ス パ ラ ガ ス の 生 産 者 か ら は 、 例 年 を 上 回 る 気 温 と 伝 え ら れ て い て 、 今 秋 の 収 穫 に 影 響 す る か も し れ ま せ ん 。

ヨ ー ロ ッ パ : グ リ ー ン ピ ー ス の 収 穫 は 終 了 し 、 質 ・ 量 と も に 例 年 並 み で す 。 今 シ ー ズ ン は 、 米 国 か ら の 買 い 付 け が ヨ ー ロ ッ パ に 入 る 可 能 性 が あ り ま す 。 ト ウ モ ロ コ シ は 現 在 収 穫 が 行 わ れ て い て 、 こ れ ま で の と こ ろ 問 題 は 報 告 さ れ て い ま せ ん 。

中 国 :

浙 江 省 : こ の 地 域 で は 現 在 、 猛 暑 の た め 作 物 の 成 長 に 影 響 が 及 ん で い ま す 。 エ ダ マ メ の 作 付 面 積 は 昨 シ ー ズ ン と 同 じ で す が 、 シ ー ズ ン 初 め の 大 雨 で 遅 れ を 来 た し た う え 、 現 在 の 暑 気 で さ ら に 被 害 が 生 じ ま し た 。 ま だ ら な サ ヤ や 黄 色 い サ ヤ が 出 て い て 、 収 穫 量 は 下 が っ て い ま す 。 価 格 は 昨 シ ー ズ ン よ り も30%上 が っ て い ま す 。

福 建 省 : オ ク ラ が 収 穫 さ れ て い て 、9月 い っ ぱ い 続 く で し ょ う 。 品 質 は 良 好 と 伝 え ら れ て い ま す 。

山 東 省 : 暑 気 と 乾 燥 が 続 い て い て 、 夏 作 の ア ス パ ラ ガ ス に 影 響 し て い ま す 。 ア ス パ ラ ガ ス の 収 穫 量 は 減 少 し 、 供 給 が 不 足 気 味 に な る と 見 ら れ て い ま す 。

エ ダ マ メ は 収 穫 が 進 行 中 で 、 こ れ ま で の と こ ろ 平 均 的 な 状 況 で す 。



農業労働者の生活環境に由来する食品安全性問題

スーパーで生鮮食品を買う際、ほとんどの消費者は、そのイチゴやトマトが食卓に上るまでの間にどれだけ多くの人の手を介したかを考えません。特に食品業界とかかわりのない人の大半は、収穫者のことを一度も考えたことがないかもしれません。野菜や果物を摘む人の多くがどれだけ低い生活水準で暮らしているかとなると、考える人はさらに少ないでしょう。

産地直送の生鮮食品を買うことは、地元産の体に良い野菜や果物を買うことを意味します。でも、畑を転々としながら働く出稼ぎ労働者の生活環境と彼らが収穫に携わる食品の品質の間に深い関係があることが、最近の複数の研究で明らかになってきました。つまり、ヘルシーそうに見えるトマトに細菌が付いている恐れがあるのです。不衛生な生活環境がますます明るみに出ているのを受けて、米国で販売されている生鮮食品の多くに影響する可能性があります。この問題は、人権問題と食品安全性問題の両方に関係します。消費者としてこの問題を認識し、出稼ぎ労働者の生活水準について継続的な取り組みをしていくことが重要です。

農業労働者の多くは出稼ぎ労働者で、定住先を持たず、畑を渡り歩いて生計を立てています。こうした労働者への相応な住宅の提供を義務付ける法律は制定されていますが、多くの生産者が順守を怠り、労働者を粗末な仮設の宿にぎゅうぎゅうに詰め込んでいるケースが多々あります。この種の環境では、基本的な衛生施設も保証されておらず、多くの労働者が適切な衛生管理をできずにいます。清潔な温水がないためシャワーを浴びられず、手を洗ったり洗濯したりすることもままならないため、きわめて危険な状況が作られる可能性があります。

混み合った住環境では、疾病が短期に多数の人に蔓延することもあります。低賃金と不安定な雇用を背景に、これらの労働者はしばしば、病気の時も畑に出ることを余儀なくされています。この結果、労働者の健康をますます悪化させるだけでなく、消費者にも疾病感染のリスクをもたらします。出稼ぎ労働者には病気欠勤や健康保険が与えられていないため、疾病予防という点できわめて不備な環境に置かれているのです。

消費者がこうした状況を認識し、生産者や産地のコミュニティに改善を求めていくことが重要です。農業労働者は、私たちの食品制度を支える最も重要な構成要員の一人です。しかも、私たちが手に取る生鮮食品に最後に触れる人である可能性も多々あります。

全米農業労働者保健センター、ワシントン州農業労働協会、セルフ・ヘルプ・エンタープライゼズといった団体が、この問題の認知向上に努めており、世論の認識を通じて出稼ぎ農業労働者の生活環境改善と基本的ニーズへの対応を進めています。こうした活動への参加を希望する方は、継続的な活動や寄付の仕方について、これらの団体に問い合わせてみてください。農業労働者の権利は、公衆衛生と人権擁護の両方にかかわる問題、すべてのアメリカ人にとって重要な問題です。

ブロッコリーを食べるべき理由がさらに増加!

中国をはじめ世界各地が、過去何年にもわたって深刻な大気汚染に悩まされてきました。各国当局は、対策を模索しています。そうした努力の一環として、メリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学の公衆衛生学部が、体から不純物を取り除く単純かつ有効な方法を考案しました。ブロッコリーの芽を使った新しいドリンクで、ベンゼンやアクロレインといった空気中の汚染物質を体外へ効果的に排出できるようになるそうです。

アクロレインは、喫煙や受動喫煙によって体内に取り込まれる恐れがあります。また、ベンゼンは、ガソリンスタンドの給油ポンプのそばに微量ながら漂っている可能性があります。

ブロッコリーをはじめとするアブラナ科の野菜は、がんの防止効果があることが以前から伝えられてきました。ブロッコリーに豊富に含まれるグルコラファニンが、体内に摂取されてスルフォラファンに形を変え、これが有害物質の排出機能を高めるのです。

ジョンズ・ホプキンス大学の研究者は、中国や米国の複数の研究機関の研究者と協力して、フリーズドライにしたブロッコリーの芽の粉末と水、パイナップル果汁、ライム果汁を混ぜた飲み物を作りました。そして、その有効性を、公害が深刻な中国・江蘇省の住民300人近くを被験者として試験しました。被験者を2つのグループに分け、1つのグループは12週間にわたって毎日この飲料を飲み、もう1つのグループはブロッコリーの芽の粉末が入っていない飲料を飲んだのです。尿検査と血液検査を行ったところ、ブロッコリーの芽の粉末が入った飲料を飲んだ人たちは、そうでない人たちに比べ、ベンゼンの排出率が61%、アクロレインの排出率が23%高いことが確認されました。ベンゼンはきわめて発がん性の高い化学物質、一方のアクロレインは肺に影響する化学物質です。どちらの物質も、自動車や製油所、有害物質の廃棄施設などから出る排気ガス、さらにはタバコの煙などで汚染された大気に含まれています。

このドリンクについては、もっと多くの被験者を対象に詳細な研究を行う必要があり、ブロッコリーが確実にがんの予防になると言うことはできません。でも、ブロッコリーを食べることが、体内の一定の有害物質の除去に役立ち、がんをはじめとする慢性変性疾患との闘いにメリットをもたらすことは、否定できません。

政府や業界が公害対策を見つけるべく努力する間にもブロッコリーをもっと食べておくことは、決して害にならないでしょう!


食品の無駄、私たちにできることは?


世界で生産される食品の30~50%が、不適切な貯蔵や無責任な消費者行動などさまざまな理由で浪費されているという見積もりが、最近のいくつかの研究で報告されました。発展途上国では、収穫から貯蔵、流通に至るインフラ整備が欠けていることが、食品を無駄にする原因の約40%を占めています。一方の先進国では、ほとんどの無駄が消費者レベルで起こっています。米国や他の先進国の人々は、毎年大量の食品をゴミ箱に捨てているのです。世界には栄養不良の人々が8億6,000万人もいます。行政や民間セクターがこの危機を解決する方法を見つけることは、きわめて重要です。

無駄の増加を抑えるための努力を講じている国もたくさんあります。米国では昨年1,330億ポンド(約6,000万トン)の食品が廃棄されましたが、農務省が中心となって「USフード・ウェイスト・チャレンジ」という活動を展開しています。バイオガス生産、フードバンクへの寄付、ミミズ堆肥などさまざまな方法で浪費削減の具体的な方策を実践した企業や団体を、農務省が公表するというものです。

またEUも、独自の取り組みを行っています。EUでは年間約2,200億ポンド(約1億トン)の食品ゴミが出ていますが、ヨーロッパの数か国が協力して研究報告書を発表しました。それによると、まだ食べられる食品がしばしば、表示ラベルが引き起こす混乱ゆえに捨てられているのだそうです。そこで、食品の劣化を見極めるための啓蒙活動が行われているほか、浪費防止戦略の改善を通じて食品使用の社会革新を目指すFUSIONSなどのプロジェクトが、他の対策を提案しています。

フランスのスーパー、アンテルマルシェは、形の悪い野菜や果物などをセール品として販売するなどして、食品浪費の問題に取り組み始めました。2014年に「みっともない野菜と果物」キャンペーンを導入して、これまでであれば捨てられていたような生鮮食品を格安販売したほか、スープや他の調理済み食品として店頭に並べ、まだ食べられることを証明して見せたのです。このキャンペーンは大成功を収め、すべてのスーパーでこのキャンペーンを定番にすべきだとの世論が高まりました。右のリンクをクリックし映像ををご覧ください。youtu.be/p2nSECWq_PE

日本でも、まだ食べられる食品が大量に捨てられています。その対策として、そうしたゴミを埋立地に送らないようにする方策を政府が導入しました。食品リサイクル法で、企業に対して脱水・乾燥やエコフレンドリーな生産方法によるゴミ削減を奨励しており、この結果、2010年には食品ゴミの82%がリサイクルされるという実績を達成しました。ただし、賞味期限に敏感な日本の消費者は、なおも毎年大量の食品を捨てています。日本で焼却または埋立処分にされる商業用食品ゴミは、毎年330万トンに上っています。この大量の食品ゴミを減らすための方法として、ラベルに記載する賞味期限を1、2か月延長する企業も登場しています。

食品の無駄が引き起こす金額的な損失は年間数十億ドルに上ることがよく知られていますが、環境に対しても重い負担をかけていることを意識する必要があります。作物を栽培して長距離輸送する過程では、大量の温室効果ガスが排出されます。また、腐敗した食品からはメタンガスが排出され、これも温室効果ガスに大きく寄与しています。

では、私たちに何ができるのでしょうか。個人レベルでこの問題に貢献できる実践的な対策はいくつもあります。そのひとつが、大量にまとめ買いをするのではなく、数日分の食品だけを買うようにすること。これにより、食品が悪くなる前にすべて使い切るのが簡単になります。また、すぐに食べない食品は、冷凍するなり缶詰や瓶詰にするなりして、保存することです。さらに、「賞味期限」の日付は、必ずしもこの日を過ぎたら食べられなくなるというわけではないことも認識すべきです。ラベルに書かれた日付だけを見て食品を捨てていれば、まだ十分に食べられる食品を捨てることになる場合があります。自分の視覚、嗅覚、味覚を信じることが、食べても安全かどうかを見極めるのに役立つでしょう。


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