このフード・レポートの内容は:

 

VOLUME 4
第8号


2013年8月 1日

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Hello Everyone,

皆さん、こんにちは。早くも8月です! ここ米国では、収穫シーズンが真っ盛りです。グリーンピースの収穫は終了しました。収穫量が少なかったため、供給はひっ迫気味。スイートコーンは、収穫がちょうど始まりつつあるところです。私たちのいる北西部では、これまでのところ天候に恵まれ、良い出来となりそうです。

8月は忙しい月になります。ワシントン州東部とオレゴン州、それから中西部のトウモロコシ産地の間を行ったり来たりする予定です。Noon Internationalのスタッフは、すでにワシントン州東部を何度か訪れ、チェリーの被害状況を見てきました(詳細は以下のクロップニュースのセクションをご覧ください)。また、メキシコへも短期出張して、ブロッコリーとカリフラワーの畑を視察し、猛烈な暑さと湿気、それに雨を体験してきました。

毎年、8月に入るまでは少しは余裕があるので(私たちは8月と9月を「繁忙期」と呼んでいますが、年中忙しいのですから、考えてみればおかしなものです!)、会社でイベントを企画したりすることができます。今年は、ワシントン州のベインブリッジ島にあるスティーブ・ドールの自宅で盛大なバーベキューを楽しみ、それから最近のチリとエクアドルの出張で学んだことを活かして、「ピスコサワー」の作り方コンテストをやってみました。南米で味わった本場のピスコサワーに最も近い味を再現できた人が優勝するというコンテストです。賞品は、単に自慢する権利を得ること! ピスコはブドウから作られる蒸留酒で、これにライムジュース、砂糖、卵白を加えるとピスコサワーが出来上がります。下の写真をクリックすると、コンテストの優勝者が分かります!

こうして十分に休息を楽しみましたので、これからの仕事への意欲も満々です。私たちの製品を作ってくださっている畑や工場をお訪ねし、サプライヤや顧客の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

それでは、記事をお楽しみください。

Betty and The Noon International Team

CropVeggies

アメリカ合衆国: 北西部(ワシントン州、オレゴン州)では今夏、異常なほど暑くてお天気の良い日が続いており、作物が急速に実りつつあります。グリーンピースのシーズンは終了し、加工業者によると、収穫量が15~20%少なかったとのことです。春の植え付けは降雨で遅れましたが、その後の暑気で成長が加速して早めの収穫となり、生産者はそのペースに追いつくのに困難をきたしました。スイートコーンも一気に成長して、収穫期を迎えています。天候は引き続き、暑い晴れ。トウモロコシには理想的なお天気です。

コロンビア盆地のジャガイモは、収穫が行われています。予想よりも1週間前倒しです。今シーズン、太平洋岸北西部のジャガイモは、品質が非常に良好と伝えられています。

ワシントン州のチェリーは、過去40年間で最悪の不作となっています。春の多雨、それに続いた42℃以上の暑さで、ほとんどのチェリーの実が割れてしまいました。ワシントン州の大多数のチェリー生産者では、80%が収穫できない状況だと伝えられています。また、楽観視されていたミシガン州のチェリーも、7月の猛暑を受けて約60%が駄目になったと伝えられています。

ワシントン州のラズベリーのシーズンは終了しました。シーズン当初は暑気のため実が柔らかくなり、不作気味でしたが、シーズンが深まるにつれ良質の実が収穫され、現時点では非常に高品質のIQF(個別急速冷凍)ラズベリーが加工されています。雨が少なかったため、実の大きさは通常よりもやや小ぶりです。

ブルーベリーは現在、北西部ではデューク種が収穫されています。この後、レカ種、さらにはブルー・クロップ種やハードリー・ブルー種へと続いていきます。これまでのところ好天に恵まれ、品質は良好です。

中西部では、トウモロコシのシーズンも始まろうとしています。ミネソタ州とウィスコンシン州で収穫が始まっており、今は通常のトウモロコシが最初の畑で収穫されています。気温は例年よりやや高め。これがトウモロコシの成長を加速させています。昨年とは異なり、中西部の各所で雨が降っているため、これもトウモロコシには好条件をもたらしています。

メキシコ: メキシコ中部の農業地帯で6、7月にかけて例年を上回る降水量があり、多数の地域が水浸しになりました。乾季に備える貯水という意味では好都合ですが、収穫量が比較的限られた雨季のブロッコリーとカリフラワーには腐食の被害が出ています。高品質な作物を十分な量集めるのに非常に長い時間がかかっているため、ほとんどのサプライヤが出荷に遅れを来たしています。

グアテマラ:
ブロッコリーの生産が最盛期を迎えていて、質・量ともにきわめて良好です。

アルゼンチン: 北部のレモン産地が深刻な霜に見舞われました。これにより、輸出量に大きな影響が出ると見られています。生産者と加工業者は現在、被害を受けた作物をできるだけ取り除くことで、品質の悪い作物を輸出しないよう努めています。

ペルー: アボカドの輸出量が大幅に増えています。メキシコの輸出量が今シーズンは減っているため、その穴をペルーが埋めています。ペルーでは、過去数年の間に多数のアボカドが植樹されました。これらが大きな実を付けるようになったため、生産量が増えています。

ヨーロッパ: 寒冷多雨を受け、北西部のほとんどでジャガイモの植え付けが遅れました。また7月には、一部のジャガイモ産地が猛暑に見舞われました。この結果、収穫が質・量ともに低下しています。これに加え、生産者価格が記録的な高値になっていることから、今シーズンはヨーロッパ産のフライドポテトが値上がりするでしょう。

フランスとハンガリーでは、他の作物との競争を受けてスイートコーンの生産者価格が上がっています。このため、ヨーロッパ全域でスイートコーンが値上がりするでしょう。

ヨーロッパの果物は、初期の経過を見るかぎり例年並みのシーズンで、春先の見通しよりは改善しています。オランダとベルギーでは、霜で一部の作物に被害が出ました。スペインとイタリアは、雹の被害を受けましたが、全体として果物の収穫量は平均的となりそうです。スペインの洋ナシのシーズンは、8月半ばに開始の見通しです。その1週間後にリンゴが始まります。

オーストラリア: ワイン用ブドウの収穫が2011年を5%以上上回る水準で、過去5年で最高の収穫量となっています。オーストラリアは今年、ニュージーランド、チリと並んで、ワイン用ブドウが豊作です。オーストラリアの今年の収穫は、疫病、雨不足、浸水などの大きな難を免れ、灌漑用水も十分に利用することができました。

ニュージーランド: ゴールドキウイフルーツの収穫は、予想を下回っています。今年前半の時点でゴールド種の収穫量は1,300~1,500万箱と予想されていましたが、最新の報告では1,200~1,300万箱となっています。これは、記録的な量となった2011年の半分に満たない数値です。将来的には、新しいゴールド3種がフルに成長して、以前のような水準に回復すると予想されています。

中国:

浙江省:8月は1年で最も暑い月です。気温が上昇しており、雨もほとんど降らないため、すべての作物が影響を受けています。
エダマメの収穫は終わりつつあり、全般的に品質は最良ではありません。黄色やまだらなものが一部に見られています。
スイートコーンの収穫は、良好な品質で進んでいます。価格は安定しています。
ブドウの収穫も進行中です。今シーズンは収穫量が減っており、昨シーズンと比べて価格が80%上がっています。

福建省:7月初めの大雨で、収穫量が減りました。オクラが現在収穫されていて、10月いっぱい続きます。加工業者は、雨のため減産となっています。ライチの収穫は終了しました。今シーズンは非常に高値ですが、品質は良好です。

山東省:雨のため、アスパラガスの収穫量が下がっています。タマネギの収穫と加工が行われていて、年末まで続く予定です。中国では現時点で、タマネギの豊作が予想されています。ニンニクの芽は現在、加工が行われていて、品質は良好。価格は安定していると伝えられています。


そのアップルジュース、安全ですか?

米国食品医薬品局(FDA)が先ごろアップルジュースに含まれるヒ素の許容値に関する決定を下したのを受けて、以前から取り沙汰されてきたこのトピックに改めて関心が寄せられました。
ヒ素は、有機と無機の両方の形で存在する元素です。有機ヒ素は、(リンゴを含む)多くの食品に自然に見られ、また土壌にも自然に含まれています。有機ヒ素は、体内をすばやく通過し、無機ヒ素ほど毒性は高くありません。一方、無機ヒ素はきわめて毒性が高く、長期にわたって大量に摂取すると発がんの危険をもたらします。無機ヒ素は、作物に散布される殺虫剤を介してリンゴに浸透するほか、土壌汚染によって水に侵入します。
2011年、テレビの人気番組「ドクター・オズ・ショー」でメフメット・オズ博士が多数のブランドのアップルジュースに警戒すべきレベルのヒ素が含まれていると指摘したことで、波紋が巻き起こりました。その後、多くの報道や調査がこれに反論し、高いレベルとされたなかには比較的無害な有機ヒ素が含まれていると主張しました。そして、さまざまな消費者団体がこの問題を取り上げたことから、FDAが介入することになりました。
FDAはこれまで、アップルジュースに含まれるヒ素のレベルは消費者にとって有害ではないとの見方を貫いてきました。また、2008年には、23ppb(1mlあたり0.000023mg)以上を「懸念レベル」としていました。しかし7月12日、がんや皮膚・臓器疾患を招き得る無機ヒ素について、アップルジュースの許容レベルを10ppb未満に制限すると提案したのです。これは、環境保護庁(EPA)が定めている水道水のヒ素許容レベルと同じ数値です。FDAはさらに、これよりも高い値が発見されたブランドを販売停止とし、処罰を科す可能性があることも宣言しました。
この発表は、全般として世論で好意的に受け止められています。ただし、FDAには取り組むべきことがほかにある(GMO食品のラベル表示など)と訴える向きもあります。米国で試験されたアップルジュースで高いレベルの無機ヒ素が検出されたのは、ごくわずかな割合に限られているためです。とはいえ、FDAの決定を称賛する人はたくさんいることでしょう。アップルジュースをよく飲む小さな子供たちも、その一部かもしれません。このトピックについて、詳細は以下のリンクをご覧ください。

http://www.king5.com/health/Apple-juice-and-new-FDA-rules-for-arsenic-215838021.html



 




スイートコーンのスイートな魅力!

米国は世界最大のトウモロコシ生産国で、世界生産量の約40%を占めています。トウモロコシは、コーンミール、コーンフラワー、ポップコーン、家畜の飼料、オイル、シロップ、アルコール、スターチ、そのほかさまざまな食品に使われています。これらの品目に使われるトウモロコシはフィールドコーンと言って、成熟したトウモロコシですが、スイート種のトウモロコシは、カーネル(穀粒)が甘くて柔らかく、穀物ではなく野菜として食されます。

スイートコーンは、丸ごと食べるのはもちろん、付け合わせとして食べたり、スープやサラダに加えたり、さらには焼いて珍味として味わったりすることができます。さまざまな野菜のなかでも特に幅広い使い道があり、世界各地で食生活に欠かせない品目となっています。特に夏場はほとんどの人が生鮮野菜として購入しますが、冷凍や缶詰で通年楽しむことが可能です。食物繊維、ミネラル、ビタミンの豊富なすばらしい野菜です!

スイートコーンは、カロリーが低い一方で、炭水化物は高めです。食物繊維(水溶性と不溶性)も豊富に含んでいます。このため、トウモロコシを食べると満腹感が得られ、空腹を抑えられます。食物繊維は、消化器系を整える作用があり、血糖値の制御、コレステロールの低下、さらには結腸がんのリスク減少にも効果があります。

トウモロコシの栄養素は、ビタミンが主体です。ビタミンB1(チアミン)とB5(パントテン酸)は、炭水化物の代謝を促進し、赤血球の生成と一部ホルモンの分泌を助けます。ビタミンCは、免疫力を高め、皮膚と結合組織の健康維持に役立ちます。また、目の健康に欠かせないビタミンAも、トウモロコシには豊富に含まれています。

妊娠中の人や妊娠を考えている人への朗報もあります。トウモロコシは、胎児の神経管の発達にきわめて重要な役割を果たす葉酸も含んでいます。ですから、トウモロコシは、妊娠中の人や妊娠を考えている人に良い食品です。

亜鉛、銅、マンガン、鉄、マグネシウムなどの微量栄養素、さらには重要な電解質のカリウムも、トウモロコシには含まれています。

「緑の野菜」が体に良いという話はよく言われていますが、トウモロコシも野菜のスーパースターです。冷凍や缶詰で食しても、上述の健康メリットはすべて同じです!



ナチュラルフードの最新トレンド・トップ10


ヘルシー、ナチュラル、オーガニックな食品に対する需要が、世界中で高まっています。今後数カ月以内に注目を集めると思われる栄養トレンドをまとめてみました。

  1. 男もすなるヘルシーな食生活!
    栄養価の高いオーガニック食品は、もはや女性と子供だけをターゲットにしているわけではありません。ヘルシーな食生活で健康を維持したいと考える男性を特にターゲットにしたナチュラルな製品が多数発売されています。
    注目―タンパク質が豊富な男性向けのフレーバーヨーグルト『Powerful Yogurt』、『Wheaties』の“男性版”とされる『Wheaties Fuel』

  2. 気持ちに訴えるドリンク!
    飲み物のアピールは、エネルギー、スタミナ、電解質だけではなくなりつつあります。最新トレンドは、身体だけでなく、感情面や精神面でもメリットがあるとうたった飲料です。
    注目―「幸福」や「睡眠」などのフレーバーの飲料『Neuro』、「本当の食べもの」を原料に手作りしたとアピールしている炭酸飲料『Soda Vie』

  3. 食品にも「グリーン革命」!
    緑の葉物野菜と言えば、これまではサラダが定番でしたが、いろいろな食べ方が登場しています。最近では、スナック菓子、お茶、シェイクにも見られるようになりました。
    注目―チーズ味とチョコレート味のケール・チップ『Earth Chips Raw Organic Kale』、コリアンダー味やセロリ味が登場したお茶『Numi's Savory Teas』

  4. 単なる水ではありません!
    飲料水と聞いて水道水を思い浮かべる人は、考え直したほうがよさそうです。次なるヒット商品として、「強化水」への期待が急速に高まっています。多数のブランドが、ビタミン、ハーブ、さらには自然のホルモンを配合した水を売り出しています。
    注目―ビタミン、食物繊維、ミネラルを豊富に含んだ天然強化水『Soreal』、フルボ酸を含んだ天然ミネラル水『blk』

  5. 食感でアピールする飲料!
    ナチュラルなドリンクの世界が、栄養素だけでなく、食感も含めて変わりつつあります。ニューエイジの飲料は、チアシードやフラックスシードなどの天然食品を加えて、噛みごたえやパリパリ感、サクサク感を出し、飲用者の満足度を高めようとしています。
    注目―チアシード入りでさまざまなフレーバーをアピールするドリンク『Mamma Chia』、従来の昆布茶の濁った粘質ではなく、クリアでキレの良い質感を打ち出した『Clearly Kombucha』

  6. “偽肉”がズラリ!
    健康意識であれ環境意識であれ、ベジタリアンに転向する人が増えているのを受けて、肉の代用物の世界にも親しみやすさが増し、創意工夫が満開しています。ナチュラルな代用品を手がけるブランドの多くが、本物そっくりの“肉”製品を投入していて、肉のように見え、肉のような味がするけれども、肉食の弊害を抑えられることをうたい文句にしています。
    注目―マイコプロテインを原料とする低脂肪・高繊維の代用肉『Quorn』、セイタン(グルテンミート)を使用し、本格的なバーベキュー味のするリブ肉『Harvest Direct Veggie Ribs Mix』

  7. グリーンピースのタンパク質!
    グルテン、乳製品、大豆製品などのアレルギー持ちでありながら、なおも植物性タンパク質を求める人の間で、グリーンピースのタンパク質が注目されています。グリーンピースのタンパク質は、「クリーン」なタンパク質と見なされていて、ドリンクから、スナック菓子、エネルギーバーまで、さまざまな食品に使われています。
    注目―低カロリー、非GMO、オーガニック、しかも脂肪、コレステロール、酸をいっさい含まない「植物性タンパク質飲料」と称した『BOTAN』、パンプキンパイ味やレモンパウンドケーキ味がある代用プロテインバー『LΔRABAR ALT』

  8. ピーナッツバターにも新種!
    大人も子供も大好きな定番の食品、ピーナッツバター。でも、次世代の新種には、ホワイトチョコレート、ダークチョコレート、コーヒー、ベリー、シード、スパイスなどが追加されています。また、ピーナッツ・アレルギーの人には、その他のナッツ類で作られたピーナッツ・フリーのバターも登場しています。
    注目―ラズベリー、チョコレート、天然ハチミツが入ったピーナッツバター『PB Crave Razzle Dazzle』、ピーナッツ・フリーの『NuttZo』

  9. 罪悪感のしないデザート!
    ヘルシーな食べもののトレンドは、もちろんデザートにも及んでいます。低脂肪、低糖、ナチュラル、オーガニックがキーワードです。次のようなデザートなら、あまり罪悪感に襲われずに済みそうです。
    注目―プロバイオティクスと食物繊維が豊富、低カロリーでおいしく、アイスクリームの代用になるフローズンヨーグルト『ProYo』、健康維持とデトックスの効果があり、鋭敏な感覚を促進するとうたったThe Cookie Departmentの『Fully Functional』クッキー

  10. 遠い異国のスーパーフード!
    チアシード、ゴジベリー、アサイーベリーを世界に知らしめたのは、南米でした。でも、地球の裏側からやってくるスーパーフードは、まだまだあります。ブラジルのアセロラ、ペルーのパープルコーン、チリのマキベリーなどは、南米が“輸出”してドリンク、デザート、スナックなどに道を開拓している数ある食品のごく一部にすぎません。
    注目―アセロラチェリージュース『Biona Organic』、パープルコーンのスナック菓子『Mystic Harvest Purple Corn Tortilla』




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