このフード・レポートの内容は:

VOLUME 8
第6号


2017年6月 1日

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Hello Everyone,

米国の皆さんはメモリアルデーの3連休を楽しまれたことと存じます。ここ太平洋岸北西部は、申し分のないお天気の週末となりました。晴天で暖かく、アウトドアのアクティビティに最高でした。アウトドアのアクティビティと言えば、私にとってはガーデニングとバーベキューです。あとは友達や家族と集まって楽しい時間を過ごすこと。この週末は、これらすべてをすることができて大満足でした。

天気予報によると、引き続き暖かくなるとのこと。米国では、いくつかの加工業者で、今週からグリーンピースが収穫開始の予定です! 寒くて雨の多い春だったため、当初は収穫に遅れが出るかもしれないという話もありましたが、幸いにも遅れは出ず、順調に育っています。

私たちにとって次なる大きな収穫は、中国のエダマメです。今年は豊作が期待されていますから、エダマメとムキマメをお求めの方は、早めに要件をお知らせください。

今月は、オレゴン州とワシントン州の東部へ出かけて、グリーンピースの加工状況を視察してくる予定です。皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています。
もちろん、父の日も忘れてはなりません。世のお父様方、楽しい一日をお過ごしください!

それでは記事をお楽しみください。

Betty Johnson and the Noon International Team


CropVeggies アメリカ合衆国

北西部のグリーンピースの植え付けは、約1週間の遅れが出ました。寒い日が続いたためです。すでに植え付けは完了しましたが、その後も寒くて雨の多い春となったため、北西部の数社の加工業者では収穫に遅れが出るかもしれません。とはいえ、他社は来週にも収穫を開始する予定です。ワシントン州とオレゴン州の東部は、この1週間にだいぶ暖かくなりました。これで状況が改善することでしょう。
スイートコーンは植え付けが続けられていて、現時点で50~75%の完了率です。収穫開始日については、数社の加工業者から、7月半ばかそれ以前という見通しを聞いています。

コロンビア盆地のジャガイモは、芽が出始めています。しかし、雨と寒さで土壌の温度が低く、収穫が遅れる可能性があります。初の収穫は7月20日前後になると見られていて、昨シーズンのジャガイモの収穫と比べると約2週間の遅れです。

北西部のベリー類のシーズンは、収穫時期に関して言えば例年どおりか遅れる傾向にあります。ラズベリーは7月初旬に収穫が始まるでしょう。北西部のラズベリーは、雨が多く寒かった冬のせいで昨シーズンよりも収穫量が約20%減少すると見られています。ブルーベリーの収穫は、8月初旬ごろに始まる予定で、昨シーズンに比べて微増となる見込みです。

中西部も雨が多く寒い日が続いたため、植え付けが例年よりも遅れています。グリーンピースはようやく植え付けがほぼ完了しました。中西部のグリーンピースの収穫開始は6月半ばと見られています。中西部でも、ここへ来て気温が上がり始めました。

メキシコ:北部の高地では、カリフラワーブロッコリーの収穫が始まりました。これにはオーガニックも含まれています。今のところ天候に恵まれていて、質の良い作物が十分に収穫されています。

グアテマラ:ブロッコリーの生産は、今月末から来月初めに再開される予定です。これまでのところ、収穫の状況は良好で、良いシーズンになると期待されています。

ペルー:マンゴーのシーズンは終了しました。在庫は少なく、特にオーガニックでそれが顕著です。

ヨーロッパ:ヨーロッパ北西部のジャガイモ生産者は、ジャガイモの作付面積を昨シーズンよりも3.6%拡大する計画です。最も伸びが大きいのはベルギーです。これは、世界的に需要が好調なためです。

セルビアとハンガリーは寒気と霜に見舞われたため、ラズベリーチェリーに影響が及ぶでしょう。現時点で被害の規模は不明ですが、価格は上がる見通しです。

インド:マンゴーのアルフォンソ種のシーズンが始まりました。

中国:

昨シーズンに比べると、全般に雨が少なく気温は低めです。

山東省:グリーンアスパラガスの収穫は、寒気のため10日ほど遅れが出ました。収穫は4月の最終週に開始されています。原材料は良好と伝えられていますが、収穫期間が短くなるため収穫量は減るでしょう。収穫はすでに収束しつつあり、品質はまずまずですが、高値が続いています。

浙江省スナップエンドウサヤエンドウの収穫が進行中です。作付面積は10~20%増えています。品質は良好で、価格は昨シーズンよりも低めです。雨不足のため、シーズンが短くなるでしょう。エダマメの収穫も順調に進んでいます。今シーズンは収穫量が増えました。6月の天候が良ければ、豊作となるかもしれません。

福建省:シログワイの生産は終了しました。スナップエンドウが収穫中です。大豆は順調に成長しています。

江蘇省・安徽省:サヤエンドウの収穫が始まりました。江蘇省では作付面積が約30%拡大しています。シーズンは6月前半まで続く見通しです。


アレルゲンと食品安全強化法

食品安全強化法(FSMA)の制定を受けて、食品のメーカーや輸入業者を対象とした新しい規制や手順が導入されました。新しい義務付けが自社の業務にとって何を意味するのかを多くの企業が見極めようとしていますが、正しく理解するのは必ずしも容易ではありません。導入された多数の変更のなかには、アレルゲンに関するものもあります。よく使われる食材に対して極度のアレルギーを持っている人にとっては、命にかかわりかねない懸念です。アレルゲンのリスクに対応するための新しい手順は、決して複雑ではありませんが、メーカーに行動を取るよう義務付けるものです。

主な変更点は、グッド・マニュファクチャリング・プラクティス、略してGMPが今までのように任意ではなくなったことです。アレルゲンの管理は、FSMAの「予防的コントロール規則」の部分(具体的にはハザード分析およびリスクベースの予防的コントロール(HARPC))に含まれていて、2004年の食品アレルゲン表示および消費者保護法(FALCPA)に従って8大アレルゲン、いわゆる「ビッグ8」を表示することを義務付けています。つまりこれらの規則によると、小麦、甲殻類、卵、魚、ピーナッツ、牛乳、木の実、大豆を使用した食品には、パッケージにそれを明記する必要があります。これら8品目は食品アレルギーの原因の90%を占めているため、確実に管理することが特に重要です。

FSMAの新規制の下で、食品の取り扱い、貯蔵、製造、使用の過程におけるアレルゲンの二次汚染や交差汚染が禁じられるようになりました。ラベル表示が正確であることを保証しなければならず、また表示されていないアレルゲンが見つかった場合は、綿密な調査が行われます。FSMAのコンプライアンスを実現するため、メーカーは次のことをする必要があります。
  • 関係各部の代表者で構成されるアレルゲン管理チームを設置して、すべての工程と手順が安全であることを確認する。
  • 時間をかけて現行の業務手順を見直し、問題の起こり得る個所を特定する。
  • 「アレルゲン・マップ」を使用して、アレルゲンがどこで使われ得るか、交差汚染をどのように防止するかを解明する。
  • アレルゲン管理の不備を防止するための計画を策定する。
  • 原材料、手順、工程に変更があった場合はそれを計画に反映させ、常に最新の状態に保っておく。
FSMAとその要件についての詳細は、米国食品医薬品局(FDA)のウェブサイトをご覧ください。


もっとヘルシーなあなたになる!

もうすぐ夏。ということは、いろいろな野菜と果物が出回るシーズンです。インターネットにはどの野菜と果物が体に良いかについての情報が山ほど存在していますが、単純な話、野菜と果物を食生活に取り入れること自体が、ヘルシーなライフスタイルにつながります。生鮮であれ冷凍や缶詰であれ、野菜と果物を増やして食生活を改善するのに、夏以上に良い季節はありません。

野菜と果物をたくさん食べる食生活は、肥満、脳卒中、心臓発作、高血圧、そのほか多くの人が患う疾病のリスクを下げることが、いくつもの研究結果で証明されています。野菜と果物は、抗炎症、消化、骨の強化、美肌、視力などの点でも良い効果があります。多くの野菜は、低脂肪・低カロリーでありながら、葉酸、カリウム、食物繊維、ビタミンCなどの栄養素とビタミンが豊富です。果物には糖分が含まれていますが、食物繊維と各種ビタミンも豊富なため、甘いものが食べたくなった時にその欲求を満たしながら体に良いことを実践できます。

ラズベリーなどの赤い果物は、リコピン、エラグ酸、ヘスペリジン、食物繊維、ビタミンAとCを含んでいる傾向にあり、体を心臓病から守り、がんと高血圧のリスクを低下させます。ブロッコリーなどの緑色の野菜は、クロロフィル、食物繊維、ルテイン、カルシウム、葉酸、ビタミンCを含んでいて、がんのリスクを低下させるほか、免疫力を高め、消化を助けます。オレンジ色や黄色の野菜は、フラボノイド、リコピン、カリウム、ビタミンC、ベータカロテンを含んでいて、血圧降下を促し、コラーゲンの形成を助け、さらにカルシウムと連携して骨を強化します。紫色の野菜と果物には、フラボノイド、抗酸化物質、ビタミンAとC、そしてカルシウムが豊富です。これらの食品の健康メリットには、記憶力の増強、心臓の健康増進、多発性硬化症のリスク低下などがあります。

食生活にもっと野菜と果物を取り入れるのは、特に冷凍や缶詰の商品を利用すれば簡単です。少量から始めて、徐々に増やしていくとよいでしょう。炒め物をする時や朝食など、もう少し野菜や果物を増やせそうな場面を見つけて、実際に試してみてください。慣れてきたら、週に何回かは野菜オンリーの食事にしたり、朝食に果物を食べたりするなど、レベルを上げていきます。そうこうするうちに、もっとヘルシーなあなたになれるでしょう!


オーガニック業界が引き続き成長

4月に発表された統計で、オーガニック農家の数が2016年も引き続き増加したことが明らかになりました。2000年代初めから続いているトレンドです。そしてこのほど、オーガニック製品の売上高の統計も発表されました。オーガニック業界の幅広い成長を牽引してきた急増傾向は明らかに続いています。

オーガニックトレード協会の「2017年オーガニック業界調査」によると、米国のオーガニック製品の2016年の売上高は、前年から37億ドル増加して470億ドルに達しました。そのうち430億ドルをオーガニック食品が占めましたが、オーガニック食品の年間売上高が400億ドルを超えたのはこれが初めてです。残りの40億ドルは、食品以外のオーガニック製品でした。

オーガニック食品のなかでは野菜と果物が最大の項目で、156億ドルを占めました。オーガニック生鮮食品の昨年の成長率は8.4%で、生鮮食品全体の3.3%を大きく上回り、米国で販売される生鮮食品の約15%をオーガニックが構成するまでになりました。ただし、昨年の成長率が最大だったのは肉類です。前年比17%増で昨年の売上高は9億9,100万ドルとなりました。

「オーガニック業界は、食品・農業業界でもまさに注目を集めるスポットです。このことは、生産者と小売店の両方のレベルに当てはまります」と、オーガニックトレード協会のCEO兼代表者、ローラ・バッチャ氏は話しています。「オーガニックの生産者、サプライヤー、取扱業者は、全米で雇用を創出しています。オーガニック業界は成長しており、消費者がますます求めるようになっているヘルシーで環境にやさしい製品を送り出しています」。





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